レザークラフトの糸の長さはどれぐらい?

  • 2018年1月16日
  • 2020年5月10日
  • 縫い

手縫いでレザークラフトを始めるとき、糸の長さに迷うと思います。

レザークラフトは1本の糸の両端に針を2本つけて表と裏から縫います。洋裁と比べると使う糸が長くなってしまいます。ですから、洋裁と同じように糸の長さを決めると100%、糸が足りなくなってしまいます。

糸が足りなくなったら「縫い直す方法」「糸を継ぎ足す方法」もありますが、ちょっとめんどくさいですよね。できれば一発で縫いきりたいところです。

手縫いでレザークラフトを始めるときは「糸の長さ」を決めてから、縫い始めてください。

今回は「糸の長さ」の決め方を説明します。基本の長さをマスターしましょう!

手縫いに必要な糸の長さは?

手縫いに必要な糸の長さは「縫いたいところの長さ×4倍」と覚えてください。

「4倍も!?」と感じるかもしれませんが、レザークラフトは革の表(銀面)と裏(床面)から交互に縫い進めていきます。ですから、かなりの長さが必要になるんです。

例えば、縫いたいところが10cmなら「10cm×4倍=40cm」となります。

縫いたいところの「4倍」糸を用意すること!

 糸を4倍とることで、糸が足りなくなってしまうことはありません。それに、糸が長すぎて余ってしまうこともありません。これは糸の種類が麻糸、ナイロン糸、ポリエステル糸でも同じです。

糸の長さは4倍。ただし・・・

「縫いたいところの長さ×4倍」と覚えてくれましたか?

でも、ちょっとだけ待って下さい。気をつけなければいけないことがあります。それは「縫いたいところが長すぎるのはダメ!」ということです。

例えば縫いたいところが「20cm」なら?「80cm」になります。思っている以上に縫いにくくなってしまいます。

私は最初、何も知らずに針と糸をがんばって操っていました。でも、縫いづらい・・・。針を通すたびに糸をひっぱるのも大変ですし、時間もかかります。それに何度も縫い穴に糸を通すから、さらに糸がボロボロのクタクタになってしまうんです。これはだめですよね。

糸が長くなりすぎると縫いにくくなるし、糸もボロボロに・・・。

そこでポイントです。

もしも、縫いたいところの長さが「両手を広げた以上の長さ」になるときはキリのいいところで一度、糸を処理します。そしてまた、残りの「縫いたいところの長さ×4倍」の糸を用意して縫い始めます。

例えば、縫いたいところの長さが20cmなら糸は80cm必要です。

その縫いたいところの長さを10cmずつに分けます。分けることで、糸は40cm×2回分になります。これでスムーズに縫うことができるので時間も短縮できて、糸もキレイなまま仕上がります。小さい作品なら1回で縫うことができるかもしれません。ですが、カバンのように大きなものだと、もっと糸が長くなります。縫う長さが1メートルあったら?そうです。4メートルも必要になります(涙)

糸は「両手を広げた以上の長さ」よりも長くしないでくださいね!レザークラフトは糸を使う作品がほとんどです。ですから糸の長さの決め方をマスターすれば、ムダな作業を減らし、作業効率は一気にあがります。また、ゴミになってしまう糸も減らすことができますし、作品コストを抑えることもできます。一石二鳥ですね!キリのいいとこで一度、糸を処理するのも勇気がいるかもしれませんが、ぜひマスターしてくださいね!

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ココレザー SAEKO

元全国規模アパレルショップで働く。革製品がもともと好きでレザークラフトを愛知県名古屋市で行う。2017年にレザークラフトを始め、2019年よりレザー製品の販売を始める。

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